戦開始日の朝 アデン都市の門にて静けさが漂う中、喚声が鳴り響く








作戦代表者は指揮官となり、



「暴君ケンラウヘルを倒すときが来た!!今こそ平和を取り戻すときだ!!」

と言うと、







「おおおおおお!!!!」





全員が目覚めるかのように叫んだ。














ナイトは10隊に編成され突入する時を待っていた。




そして・・・











「突撃!!」









その声とともに動き出した。











アデン都市に一斉に突入するナイトたち。




後方で待機するエルフたち。 左右で機をうかがうウィザードたち。








しかし、突入したナイトの1人から指揮官に凶報が届いた。






「報告します!!突入したナイト1、2隊わずか数分で全滅です!!」




「馬鹿な・・・。何故だ!!相手は2人のはずだぞ!!」



「そ、それが・・・」






「どうした!!何があった!言え!!」






「大群のダークエルフたちが・・・」



「そ、そんな馬鹿なことが・・・、ダークエルフが地上の者と手を組むなど・・ ・」







そして、もう一人、女ナイトが走ってきた。





「報告!!エルフ部隊、ウィザード部隊は壊滅状態です!!ナイト3から8隊が 全滅!!」




「あ、ありえん。こんなわずかな時間で・・・」








「うわあああ」






目の前で一人のナイトが切り殺された。




「ここまでか・・・」




ダークエルフが指揮官に切りかかろうとしたとき、女ナイトが防ぎ、




「はっ!」




剣がまるで閃光の動き、ダークエルフはその場に倒れた。












「大丈夫ですか?」


女ナイトの名前は、早苗嬢。





「俺は大丈夫だ・・・。しかし、やられるのは時間の問題だ。このことを残ったものたちに報告しなければ・・・。お前に命令だ。このこと を残ったものたちに報告してくれ。」






「しかし、指揮官殿は!!」





「この作戦を立てたのは俺だ。最後までこの場に残る。」


彼はそう言うと、その場から動かなかった。







「・・・わかりました。」



そう言い、彼女は走ってその場から去った。










そして、指揮官は剣と抜き、




「お前らの好きにはさせない!!我が剣武を見よ!!」









そういい、彼はダークエルフの大群の中へと消えていった。









ダークエルフたちが城の中に戻ったときは、その場には無残な姿で 飛び散っていた指揮官の死体だった・・・








――――アデン城 王座の間



「愚かな人間たちよ。我に逆らうなど・・・」







くっくっく・・・はーっはっはっは!!







その声は静まり返ったアデン都市に響きわたった。









――――翌日 地下に住むダークエルフたちがケンラウヘルと手を組み、作戦を実行した多くの血盟が全滅したことがセレスフィア達に伝わった。

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