第3章 作戦会議
ミーティングルームには、ディアド要塞に派遣された数十のクランのプリンス・プリンセスたちでひしめき合っていた。
皆の向いている先にはホワイトボードと、ここの主任司令官がいた。
「みんな集まったな。ここから約3000セル北から正体不明の一団が向かってきている。どうやら魔物らしい」
ザワザワとざわめきが広がる。
「質問!」
誰が声を上げた。
「何だ?」
「敵はどうやって地上に?」
もっともな質問だ。
なぜなら地下に通ずる穴は全て封鎖しているからだ。
「以前偵察隊が約8000セル北に洞窟が確認した。おそらくそこから進軍したのだろう」
「数は?」
「約1,000らしい」
「どうするのですか?」
「まず10のクランを迎撃させる。今から読み上げるクランのプリンス、もしくはプリンセスは返事をしろ。アストレイ隊!シュライク隊!・・・・」
「フィア」
「ん?」
「あいつらが関わっているのかな?」
「まさか・・・そんなわけないよ・・・」
セレスフィアの一言は自分に言い聞かせているようだった。
そうだ。彼らが関わっているわけがない。むしろ・・・
「・・・・トモス隊・・・アトモス隊!!」
「は、はいっ!」
セレスフィアは、今までぼんやりしていたので大声で名前を呼ばれビクッとした。
「君達は北門の周りで近づいてくるモンスターを迎撃するんだ!こちらからも援護はする!時間は明朝の6:00だ!その前に少しでも休んで鋭気を養っておくように!」
『はい!』
ミーティングルームには気合の入った声が響き渡った。
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