(今日も暑い…)
使い慣れた細長い剣を敵から抜きならが私はそう思った
(あの日もこんな暑い日だったな)
剣に付いた汚れをなぎ払って目の前の敵の息を引き取るのを確認する
一緒に戦っている仲間の中でもひと際目立つ存在のその人を見る
戦いに慣れていないのか、肩で息をしながら小振りで銀色の短剣を握り締めている
「…どうしたの?姫の顔をずっと見て」
さっきまで私の傷を魔法で癒していたウィザードが聞いてくる
「ああ…回復ありがとう」
「これが僕の仕事だからね」
そのウィザードは私が姫の事を見ているのが気になるらしい
「…このクランに入った時の事を考えてただけだよ」
「なんだ、てっきり姫の事があまりにも美しいから-----」
そいつがそういいかけると同時に
「そこの二人、おいてくよー?」
遠くから声がした
---いつの間にか他の仲間は次の敵にターゲットを決めていたらしい---
「やば、またさぼってると思われちゃう」
そう言ってウィザードが走り出した
---あの暑い日に、私はあなたに出会ったのだ---
『ねぇ、そこの君!』
話せる島の掲示板を見ていた時、背後から声がした
どうやら私に声をかけたらしい
『…何のようだ?』
後ろも向かず掲示板を見ながらそう答える
『ねぇ、君っていつもそこにいるよね?何で?』
いきなり何故って言われてもな…まぁいい…
『ここにいたいからいてるだけだ』
『今暇かな?』
『取り立てて用事も無いから暇って事になるな』
声をかけた人の声色が急に明るくなった
『突然だけどさ、クランに入らない?』
本当に突然だった…
まぁいい、どうせ私には仲間はいないのだ
断る理由も無かった
『入ってもいいが、勧誘した理由を聞きかせてもらえるか』
『えっと…』
数秒時間がたった後に
『ずっと掲示板見ているからさ、気になってたんだ』
『どこにも所属していないみたいだし、それにさ、』
『私まだ旅に出て間が経たないから一人じゃ心細くってさ』
『誰か一緒に旅をしてくれる人いないかなーって、探してたんだ』
そう言いながら掲示板を見ていた私の視界に入ってきた
---とてもじゃないが戦える服装じゃない格好だった---
何か旅に出る理由があったのだろうか…
『私が最初のクラン員になるのか…』
少し戸惑った
『まぁいいだろう、私でよければな』
暇つぶしにでもなるだろうと思った
『本当!?』
彼女はにっこり微笑む
『ああ、よろしくな』
『私の名前は…』
---それが彼女との出会いだった---
(暑いな…)
ふと現実に返る
目の前のもう息をしていない敵から金品を持ち出すと遠くから声がした
「ほらぁーー次の敵に行くよぉーーー」
---あの時の微笑みを思い出しながら---
---私は姫にこう告げる---
「ああ、直ぐに行く」
---まだまだ冒険はつづく---
to be cintinnu......
作者コメント
とりあえず書いてみました。タイトルを付けるとしたら…『出会い』でどうでしょw
見づらい部分もあるかもしれませんが…初めて書いたリネ短編です。
(長編になるかもしれません・・・)
評判よければ続き書こうかなw
2006年1月14日 ラーウィ
ラーちゃん、とても素敵な小説をありがとうございました!!
かなり続きが気になるんですが・・・という訳で続編PLZ!!!(゜д゜)
コメディも好きだけど、やっぱりシリアスって良いですね^^
シリアスな小説が書ける方を尊敬します_l ̄l○w
今回BGMはラーちゃんのリクエストで、暑い夏の日にさわやかな風が流れているイメージということでしたが・・・
お気に入りの音楽サイト様から夏のイメージのBGMを探してみました。
イメージに合っていると良いのですが^^;
次回も期待しています!!!続き書いて〜!書いて、書いてくれるよね?書くよね? よしっ!(゜д゜)←鬼
2006年1月15日 セレスフィア